ハンドルネーム: 「なぎ」 プロフィール: 「元・『普通の幸せ』を失うのが怖くて震えていた私」 3年間の葛藤の末に離婚。当時はネットの事務的な情報に傷つき、孤独を感じていました。今は小さな平穏を取り戻し、かつての自分と同じように、夜一人でスマホを握りしめている「あなた」へ手紙を書くようにブログを綴っています。
2026年2月25日水曜日
第4回 子どもへの伝え方。正解を探すより、あなたの「震える声」を大切に
イメージ画像 ㏚ 深夜、すやすやと眠る我が子の寝顔を見つめながら、「ごめんね」と心の中で繰り返す。
その小さな寝息を聞くたびに、胸の奥がぎゅっと潰されそうになる……。
「私のせいで、この子の世界を壊してしまうのではないか」
「どんな言葉で伝えれば、この子を傷つけずに済むんだろう」
正解を探して、ネットの記事を読み漁り、また答えが出なくてため息をつく。
そんな夜を過ごしている「あなた」へ。
今日は、少しだけ肩の力を抜いて、私のお話を聞いてください。
完璧な「台本」なんて、どこにもありません
「子どもにはこう伝えるべき」という教科書のような言葉は、たくさんあります。
でも、いざ目の前の子どもを前にしたとき、その通りに言える人なんて、きっと一人もいません。
言葉が詰まってしまっても、涙がこぼれてしまっても、いいんです。
大切なのは、きれいに整えられた「セリフ」ではなく、あなたがその子をどれほど大切に思っているかという「体温」が伝わることです。
あなたの声が震えてしまうのは、あなたがそれだけ真剣に、その子の人生に向き合っている証拠。
その「震える声」こそが、何よりも誠実な、あなただけの言葉になります。
「ごめんね」を「大好き」で包み込んで
「片親にしてしまうこと」に、強い罪悪感を感じているかもしれません。
でも、子どもが本当に欲しがっているのは、完璧な家庭の形ではなく、目の前のお母さんが「笑っていること」であり、「自分を愛してくれているという安心感」です。
「ごめんね」と心で呟くのを、少しだけ「愛してるよ」に変えてみませんか。
「お父さんとお母さんは、別々の道を歩くことになったけれど、あなたのことが大好きなのは、一生変わらないよ」
その言葉を、何度でも、何年もかけて伝えていけばいい。
一度の完璧な説明よりも、毎日の積み重ねが、子どもの心に強い根を張っていきます。
あなたも、守られるべき存在です
子どもを守らなきゃ、と必死になるあまり、あなた自身の心がボロボロになっていませんか?
あなたが倒れてしまっては、その子を支えることはできません。
子どもに伝えるその日まで、そして伝えたあとも。
泣きたいときは、子どもが寝たあとに、思い切り泣いていい。
「母親失格だ」なんて、自分を責めないでください。
あなたは今、この子の未来のために、そして自分の未来のために、人生で一番難しい壁を乗り越えようとしているんです。
その勇気を、私は誰よりも知っています。
正解を探すのは、もうおしまい。
明日の朝、目が覚めたら、まずはその子の手を握り、「おはよう」と伝えてください。
その温もりの中に、あなたが探している答えは、きっともうあります。
なぎより
