ハンドルネーム: 「なぎ」 プロフィール: 「元・『普通の幸せ』を失うのが怖くて震えていた私」 3年間の葛藤の末に離婚。当時はネットの事務的な情報に傷つき、孤独を感じていました。今は小さな平穏を取り戻し、かつての自分と同じように、夜一人でスマホを握りしめている「あなた」へ手紙を書くようにブログを綴っています。
2026年2月25日水曜日
第1回 「もう頑張れない」と言えないあなたへ。私がペンを執った理由
イメージ画像 ㏚ 深夜2時。消したはずのテレビの黒い画面に、ぼんやりと自分の顔が映っている。
暗いリビングで一人、スマートフォンの画面だけが眩しく光る。指が止まった先には、SNSに流れてきた誰かの「幸せな家族」の日常。
「いいな」と思うよりも先に、「どうして私はこうなれないんだろう」という、冷たい溜息がこぼれる。
そんな夜を過ごしているあなたに届くように、私はこの文章を書いています。
誰にも見せない「深夜の絶望」
日中は「しっかり者」として振る舞い、無理をして笑い、役割を全うしている。でも、一歩家の中に入り、夜の静寂に包まれると、張り詰めていた糸がプツリと切れてしまう。
**「もう頑張れない」**と叫びたいのに、喉の奥で言葉が詰まる。
頑張り続けてきた自分を、一番自分が許せていない。
他人の幸せな断片が、今の自分を否定する刃のように感じる。
あなたがSNSを見て指を止めてしまったその瞬間、感じたのは「羨ましさ」ではなく、**「自分の現在地への、底知れない不安」**ではないでしょうか。
「頑張る」の定義を、今夜だけ書き換える
私たちは幼い頃から「頑張ることは良いことだ」と教わってきました。でも、今のあなたに必要なのは、これ以上積み上げる努力ではなく、**「抱えすぎた荷物を降ろす勇気」**です。
「もう頑張れない」は、あなたが怠けているサインではありません。これまで十分に、いえ、過剰なほどに頑張ってきたという「心の警告灯」なのです。
ペンを執ったのは、その警告灯を無視して、あなたが壊れてしまわないようにと願ったからです。
孤独を埋めるのは、比較ではなく「共感」
暗い部屋で一人でいると、世界中で自分だけが取り残されたような気持ちになります。でも、画面の向こうの「幸せな家族」も、その一瞬の光の裏側に、人に見せない苦悩や孤独を隠し持っているかもしれません。
今、あなたが感じている孤独や「言えない本音」は、決してあなた一人のものではありません。
あなたへ伝えたいこと
もし、今夜も眠れずにこの文章を読んでいるのなら、まずは自分にこう言ってあげてください。
「今日まで、よく投げ出さずに生きてきたね」と。
言葉にできない思いは、無理に誰かに言わなくてもいい。まずは、あなた自身が自分の「もう頑張れない」を許してあげることから始めてみませんか。
この連載が、あなたの止まってしまった指を、少しだけ温める存在になれば幸いです。
